1.灯火の定義
1-1 マスト灯
「マスト灯」とは、225度にわたる水平の弧を照らす白灯であつて、その射光が正船首方向から各げん正横後22度30分までの間を照らすように船舶の中心線上に装置されるものをいう。
1-2 げん灯
「げん灯」とは、それぞれ112度30分にわたる水平の弧を照らす紅灯及び緑灯の一対であつて、紅灯にあつてはその射光が正船首方向から左げん正横後22度30分までの間を照らすように左げん側に装置される灯火をいい、緑灯にあつてはその射光が正船首方向から右げん正横後22度30分までの間を照らすように右げん側に装置される灯火をいう。
1-3 両色灯
「両色灯」とは、紅色及び緑色の部分からなる灯火であつて、その紅色及び緑色の部分がそれぞれげん灯の紅灯及び緑灯と同一の特性を有することとなるように船舶の中心線上に装置されるものをいう。
1-4 船尾灯
「船尾灯」とは、135度にわたる水平の弧を照らす白灯であつて、その射光が正船尾方向から各げん67度30分までの間を照らすように装置されるものをいう。
1-5 引き船灯
「引き船灯」とは、船尾灯と同一の特性を有する黄灯をいう。
1-6 全周灯
全周灯」とは、360度にわたる水平の弧を照らす灯火をいう。
1-7 せん光灯
「せん光灯」とは、一定の間隔で毎分120回以上のせん光を発する全周灯をいう。